Voice先輩インタビュー

現場経験が活きる見積もり作成の仕事で、会社に貢献

Kazuki
 Kanazawa

金沢 一樹

2013年入社/建築部 工務課

見積もり作成と現場監督の2つの仕事を掛け持ち

小さい頃から建物に興味があり、近くの工事現場で建物がだんだん出来上がっていく過程を眺めるのが好きでした。将来は建築に携わる仕事がしたいと思っていたので、高校は地元十和田市の工業高校の建築科に進みました。
就職活動の時期になり、県外企業も視野に企業の求人情報を見ていたのですが、地元である十和田市の田中組が企業として安定していることや、同じ高校の同級生も田中組への就職を検討していたこともあり、田中組に入社しました。
入社前は、建設業といえば怖い人もたくさん居るのかな、というイメージがあったのですが、実際入社してみると全くそんなことはなく、社内も現場も怖い人は居なくて安心しました(笑)

主に現在は、建築営業部の工務課として見積書を作成する業務にあたっています。見積もり書の作成は、見積書をさまざまな業者さんへ依頼するところから始まります。この設計図に対してどのような工事が必要で、どの業者さんならできる、ということが分かっていないとできない仕事です。

私は見積もり作成の業務のほかに、1級建築施工管理技士として建物の施工における現場監督の業務もしています。これまでに施工を担当したのは、ドラッグストアをはじめ十和田・青森・むつなど県内各地の新築・改修工事です。改修工事は、田中組で建てたものはもちろん、そうでない建物の改修もおこなっています。

こういった現場経験があって、見積書の作成ができるようになるわけですが、田中組は十和田の土木・建設会社なので、県内全域の多様な工事を承るため、それぞれの地域で一緒に仕事を進める協力業者さんとつながっています。たとえば弘前市の建設工事の場合、弘前市の業者さんにお願いすることもあれば、十和田市の業者さんに弘前市まで行ってもらうこともあります。各地の工事の進めやすさを考えながら、業者さんにお願いしています。
何十社もの業者さんから見積もりを集めて、田中組としての見積書を作成する。その見積書で、何社かの競争のなかで工事の受注が獲得できたときには、やりがいを感じます。逆に、受注を勝ち取れなかった場合には、部署内でどこが原因だったのかを話し合い、反省点を次回の見積もり書作成に反映させるようにしています。

見積もりの作成業務と現場監督の業務、2つの仕事があるので、その日によってやることが違います。基本的には本社に出社して書類作成などのデスクワークをしますが、忙しいときや人手が足りないときは現場監督として現場に出る、というマルチな業務を日々おこなっています。

急な仕事に戸惑わないよう、予測しないことが起こる前提で仕事をする

人によると思いますが、大体入社3年目くらいから少しずつ小さな現場を一人で任されるようになります。現場監督の仕事で一番大変なのは、工期が短いときです。工事は天候にも左右されるので遅れが生じることもありますが、お客様の「この時までに必ず完成してほしい」という希望に応えるために、業者さんへお願いして急いで仕事をしてもらったりすることがあるので大変ですね。

天候に左右されて一番困るのは、屋根や外壁ができるまでの作業です。また、コンクリートを打設したのに予測できなかった雨が降って表面を手入れしなければならなくなったりしたこともあります。
また、見積書の作成業務は、大型連休の前になどに見積書の提出をお願いされることも多く、しかも急な依頼だったりします。お盆、GW前、年度初めなどは繁忙期にあたります。
これらの仕事をする上で、予測しないことが起こるという前提でうまく現場を回せるよう、臨機応変に対応できるように心がけています。

これまで経験した現場で最も印象に残っているのは、入社後4年目くらいに携わった弘前市の鉄筋コンクリート造の老人短期入居施設です。規模が大きかったので工期が10ヶ月と長めで、秋から夏まで掛かりました。それに、現場が弘前市で十和田から距離があったこともあり、期間中は現場付近にアパートを借りて、田中組の社員4人での長期出張でした。コミュニケーションが密に取れるので、先輩社員に仕事を教えてもらいながら経験を積みつつ、工期も無事間に合わせることができました。
遠方の現場の担当になったときは、あまり通ったことのない道をあえて通って、その土地の景色を楽しんだりしています。また、その土地ならではのご当地の食事も楽しみの一つです。

職場の仲間は、フレンドリーで年齢関係なく話しやすい

田中組は、若手社員が比較的多いのが強みです。わたしが入社したときは若手社員がそれほど居ませんでしたが、ここ数年で着実に増えています。若手社員が増えたことで、社内研修などもおこなわれるようになりました。現在同じ部署に女性の後輩社員が居て、現場に出つつ見積もりの作成もしています。部下へ仕事を教えるときには、一方的に話すのではなく、どう考えているのか、どうしたいのか、相手の意見に耳を傾けるように心がけています。何が分からないのかをきちんと聞くようにしていますね。

また田中組は、年齢関係なくフレンドリーで話しやすい社員が多いです。上司にも分からないことがあると聞きやすく、風通しのよい雰囲気だと思います。今は新型コロナの影響で控えていますが、以前は同じ部署内での飲み会をしたりすることもあります。

求人票の情報だけではなく、中身を見て会社選びを

これからで目指していきたいのは、後輩に頼られる先輩社員になることです。また、これまでやったことのないような大きい建物や公共施設などの見積もり作成を担当して、どんどん受注獲得していきたいですね。

今年の夏に、1級建築施工管理技士の資格を取得することができ、資格面での目標は達成できました。会社では受検費用などを援助してくれていて、資格の取得については社員個人個人が目標に向かって勉強しています。資格がないと一人で現場を見ることができないので、資格取得が必須の業種であるといえます。田中組には、1級、2級ともに多くの建築施工管理技士が在籍していて、建築に携わる方はどちらかの資格は必ず持っています。

これから就職先を探す人は、求人票だけを見るのではなく、会社の雰囲気やそこで働く人のことも見て会社選びをして欲しいです。また、この仕事は職人さん何十人もの信頼関係を築かなければなりません。誰とでもコミュニケーションがしっかり取れることが仕事をする上で強みになります。若いうちにいろんな職人さんと知り合って話を聞くことで、のちのちの仕事のしやすさにもつながります。人とコミュニケーションを取ることに自信のある方は、ぜひ田中組を検討してみてください!

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